キリスト教神学(プロテスタント)について

参加予定者2名にも関わらず、やる予定のマイナーパートについて。
キリスト教のお勉強。
ついでにDK氏の鍛錬を行うパート。
以下、シラバス
意見等あれば、どうぞ。

ちなみに、私のモチベーション。
キリスト教の知識を実用的観点から学びたい。
佐藤優の思考法の深淵を知りたい。
・思想や文学に、どれくらいキリスト教の刻印が与えられているのかを理解できるようになりたい。
こんなところ。
参加は万人に開かれていますが、他者への配慮は二の次で、マイペースに進めます。

■パート名「学術的神学としてのキリスト教研究」

■目的「西洋思想や文化の理解にとって不可欠なキリスト教について学ぶ。特に、20世紀を代表するプロテスタント神学者であるカールバルト思想の理解を目指す」
ちなみに、神学を学ぶ意義について、佐藤優は以下のように書いている。
「神学はこの世界で起きるありとあらゆる学問に関心をもって、思考の停止を極力排除して、徹底的に考え抜いていこうとする学問なのである。」「神学は事物を多面的に深く考察することを2000年近く行っているので、過去の神学的営為について検討すれば、21世紀の現代に現れている問題を解決するために参考になる知恵と知識がふんだんにある。「神学的思考を身につけたものは、この世界をよりリアルに見ることができるようになるのである。」

■要旨
「本パートの内容は、大まかに、以下の3点を予定している。」
?世界史としてのキリスト教キリスト教の基礎概念の大まかな理解
?シュライエルマッハーまでのキリスト教思想史
?カールバルトの思想
番外:脳の基礎体力の向上(海馬の神経細胞を増やすべく、脳を酷使する。)

■運営
?脳の鍛錬のため、毎回小テストを行う。内容は、ペーパーテストと論述。
 また、記憶力トレーニングのための、丸暗記法の導入も考慮中。
?パワーポイントを使った講義形式と、従来のレジュメスタイルを併用するが、いずれにしろ、レジュメの棒読みは許可しない。

■テキスト
『聖書』
『ローマ書講解』(カールバルト)
「役に立つ神学」佐藤優月刊プレイボーイに連載中)
 他、適宜参照。

■プラン(十回予定)
1 Introduction 「なぜ神学を学ぶのか?」
2 キリスト教の歴史と基礎概念の概括
3 キリスト教の思想史―初期キリスト教からシュラエルマッハーまで?
4 キリスト教の思想史―初期キリスト教からシュラエルマッハーまで?
5 WW1とキリスト教世界―シュライエルマッハーの敗北
6 カールバルトの思想?:シュライエルマッハーの超克
7 カールバルトの思想?:偶像崇拝についてーバルトは「宗教」を否定した神学者!?
8 カールバルトの思想?:まとめ
9 応用編? キリスト教と各国文化
0 応用編? 検討中
 →カント、あるいは、カトリックとの比較(高名なカトリック神学者の弟子である現教皇であるラティンガーの思想)など。