国際関係学・社会学パート〜Globalization study〜

公開設定にしようと思い、対談の文章を消したのですが、途中でめんどくさいのでやめました。

本年度のテーマ
<グローバリゼーションを学ぶ>
初回
鈴木謙介『<反転>するグローバリゼーション』『暴走する世界』
グローバリゼーション論について、人・モノ・カネの流動性が高まることと地域の人々の感情やアイデンティティに関する概括

サブ・テキスト『システム論入門』『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』
グローバリゼーション論で、特にカネと人、カネと制度についての概括


2回
『過防備都市』『アメリカン・コミュニティ』『プライベートピア』『集合住宅デモクラシー』
格差の拡大や地域の崩壊を受けて、勝者たちがどういったコミュニティを作っているのか。その可能性と弊害。そして、その他方でそれ以外の地域でどのようなことが起こっているのか。


3回
『インドの衝撃』『インドビジネス』『インド世界を読む』『変わるインド 変わらないインド』
これからの世界の主役につくだろうと目されているインド。中国に関する情報には触れる機会が多いが、インドについてはあまり語られていない。そのインドについて、政治・経済・文化を概括的に勉強する。


4回
文学パート+お茶会


5回
サッセン特集『グローバル空間の政治経済学―都市・移民・情報化』『グローバリゼーションの時代―国家主権のゆくえ』
2回目のグローバル化のコミュニティ論が私生活に関することなら、今回学ぶグローバリゼーション、そしてその影響は公的な生活に関わる部分を中心に扱う。


6回
グローバルエリートの議論+アラブ資本、ロシア資本などの政府系ファンドについて
では、具体的にどうやってがグローバルな資本主義で勝っているのか。そして、彼らはどうして勝てるのか。こういった経済の側面を重視しつつ、彼らの文化面まで考察する。


7回
日本の郊外論
必ずしもグローバリゼーションの影響だけではないが、今現在の日本の郊外の実情はどうなっているのか。もしくは、これからの都市はどうあるのか。自生的秩序趣都のアキハバラがいいのか、計画された乙女ロードがいいのか。そして、こういった都市計画はどのような資金配分に依存しているのか。


8回〜文学パート+お茶会
9回〜ヨーロッパについて
10回〜ネットについて

以下渡辺。
計画へ一部、変更を加えたほうがいいと思います。
あと、もっと、コンセプトを明瞭に。
1テーマが曖昧です。グローバリゼーションを考える、だけなら、題名だけでわかる。もっと具体的にしたほうがいいでしょう。
2数回毎に、いくつかの諸部に分けましょう。それと、学習会をこの順序にした理由は?個人的には、順番も再考したほうがいいかと。
3文献をもう少し練りこみましょう。

以下、具体案。
1テーマ → この学習会が終わったら論文を書くつもりで、テーマを考えましょう、西依君。
2部分分けなど
・1〜3回「グローバリゼーション概論」
 第一回「今、世界で何が起きているか?」文献『フラット化する世界』
  →グローバリゼーションは知らないが、その理論は知っている、という事態が起こらないように。著者はジャーナリスト。
   面白い本なので、やりたいですね。上下二巻で、結構分厚いですが、学術書ではありません。
 第二回「グローバリゼーションの理論」文献『反転するグローバリゼーション』『世界システム理論』
  →グローバリゼーションの最新?理論をコンパクトに学び、さらにマルクス主義による世界解釈の理解を目指す。
 第三回「サッセン特集」
  →?
・4、9回「文学パート+お茶会」
 第四、九回 →考えてください。個人的には、ロシア文学論とか、イギリス文学論などがやりたいですが。
・5〜8、10回「各論」
 第五回「グローバル化アメリカのコミュニティー
 第六回「インド論」
 第七回「ロシア、アラブ論」
 第八回「日本論」
 第十回「ヨーロッパ論」

とまあ、こんな感じで、もう少ししっかりまとめましょう。