「喪黒福造のブログ―produced by ”学術会”」を提案

なにやら、このブログの名前を正式に決定したいとのことなので、提案しておきます。

さて、なぜ今、笑ゥせぇるすまんなのか?

それは、先日はなしていた、後期クイーン問題に関係してきます。
西尾維新のなかでも「クビシメロマンチスト」が読者受けが良い理由として、波状言論で、操りの問題が指摘されていました。

私がクビシメを初めて読んだ時の印象も、やはり、この操りが強烈でした。

ネタバレを気にせず(というか、読んでない人が理解できるほど親切に書きませんが)書くと
はぐれ者の「ぼく」が、めずらしく、それなりに楽しく過ごしたコミュニティー(ぼくを含めても5人ですが)
を、当の「ぼく」自信が破壊したとも読める。

そこに気付いたとき、私のなかで、ある種の感情がドーンと襲ってきたわけです。

もしろん、そうも読めるというだけで、西尾氏自身は、どうとでも取れるような書き方を敢えてしているのでしょう。

ちなみに西尾さんは、別の作品で、後期クイーン問題について、登場人物の語りとして言及しています。

それはそうと
ここで、似たような構造を持つ、作品を思い出してみましょう。
すると、真っ先に?思い浮かぶのが、「笑ゥせぇるすまん」!ですね、きっと。(本当かよ…)

第一話を見てみましょう。

ほとんどのパターンは、自己選択の結果、失敗してしまうという外形はあるものの、その実、もぐろが操ってるとしか思えない、そんな内容です。(一話の内容を見直してないので、もしかしたら一話はこうなってないかも)

勿論、以下のような例外もあります。

この話では、主人公が、もぐろのお陰で随分幸せになってるようですね(これまた本当かよ…)

まあ、勿論いまここで書いたことは、当然ながらネタで、かつ、暇つぶしなのであって、このような比較が意味を成さないのは、いうまでもないことです。
「ぼく」が、言葉(すなわち戯言)で世界を壊してるのに対して、もぐろは、運命に干渉しているからです(つまり反則してる!)。
(もぐろに関して、彼は悪魔ではないかといった本質主義的な解釈をする方もいらっしゃるかもしれませんが、当然ながらそれは誤りで、あれはただの風刺+ずらし、にすぎないでしょう。)

へー、運命に干渉か!
ならば、比較すべきは、西尾ではなく、谷川では?
ハルヒ

そうだ。では、ハルヒともぐろでは、どうちらの運命干渉能力が上回ってる?
答えはここにあります。

http://waranote.blog76.fc2.com/blog-entry-980.html

まあ、要するに、私が言いたかったのは
ハルヒブームな現代だからこそ、ハルヒよりも強いもぐろをブログに起用すべきではないか
ということです。

(注:勿論、すべて冗談ですよ。)